約 3,226,197 件
https://w.atwiki.jp/pokest/pages/138.html
テーブルに並ぶ、高級そうな数々の料理は全て蝋でできていた。 ザングースはぽかんとする。 軽く舌なめずりをして、早速椅子に座ろうとしていた矢先だったので怒りも覚えたが、 ライチュウはそれを見て、騙した事を詫びるどころか、はははと得意げに笑っただけだった。「相変わらず凝り性だな」 せっかく湧いた食欲を無駄にされて、ザングースが嫌みたらしく言った。「よく出来てるだろう? 全部作り終えるのに一ヶ月かかったんだぞ」 それを充分に予想していたように、ライチュウも粘っこい喋り方で返答した。 無意識に、ザングースの眉間に強くしわが寄る。「俺をひっかけるためだけにか?」「もちろんだ。 見ろ、このムニエルにかかってるソースなんか、丸三日徹夜で…」「バーカ」 ライチュウの背が低いのをいい事に、ザングースは思い切り見下すような視線を投げる。 ちまっこい指で蝋のムニエルを指していたライチュウが、目を細くして小さく舌打ちした。 ライチュウにとっては、作ること自体が楽しかった。 何かを製作している間は、いつでも夢中になりすぎてしまう。 今まで自分が作っていたものが駄作だと気付くのは、必ずと言っていいほど、作り終えてからだった。 作り終えてから、沢山の時間を無駄にしたことを悔やむ。 しかし、ここ最近はやけに調子が良い。 持ち前の出来が良い頭脳と、手先の器用さが本当に上手く噛みあい、空想したものをすぐに物体にできた。 出来上がったもの達の大きさは、どれもまちまちだったが、 それらは見事に全て、成功作というジャンルに収まった。 そして、それらは見事に全て、作り終えられると同時に、ライチュウから見向きもされなくなった。 ライチュウにとっては、作ること自体が楽しかった。 だがライチュウは、ついに例外作を作り上げた。 見れば見るほど、これを作った自分に陶酔してしまうくらいの出来だ。 量産さえできれば、これは大金を生らす木になるのは間違いない。 しかしライチュウには、金銭に対する欲が全く無かったため、そんなことはどうでもよかった。 これは例外だ。 作り上げた今も、興味は削がれていない。 なんとも製作者の自己満足だが、ライチュウは人望に恵まれておらず、 自分を評価する他人は一人もいなかったので、それで結構だった。 興味は、色んな方向から来ていた。 この出来栄えを、再確認するための興味も持っていたし、 基盤に組み込んだ、オリジナルのプログラムデータがどのように働き、どんな行動をとるのかという、 まだ未解明な部分に対する興味も持っていた。 興味は他方向から来ている。 ライチュウは、ついに例外作を作り上げた。 蝋で出来た料理は全て、段ボールの中へと投げ入れられた。 これらを見た時、これらが蝋で出来ていると知った時の、 ザングースのリアクションを見たかっただけなので、もう用が無いのだ。 ライチュウはガムテープで封をした。「別に金を好きになれとは言わないけど、少しはお前の発明を商法として活かせよ」 ザングースは椅子に座り、すっきりとなったテーブルに頬杖をついて言った。「嫌だ。 俺はやりたくない事はしない。 ごみ捨てに行くのが面倒くさい。 この段ボール捨ててきてくれ」 ライチュウは疲れたような表情をして、テーブルの上に寝転がった。 ザングースが軽く、ライチュウを見下ろす。 (傍目には、今日のザングースのごはんはライチュウです! の図に見えないこともない) そして舌打ちをした。 音は小さく、目を細くしてそれを行ったので、多分先ほどのライチュウの舌打ちをコピーして再生したのだろう。 悪い方向にばかり成長しやがる。 ライチュウは他人嫌いだったので、他人の行動が全てうざったく感じてしまう。 やっぱり、俺にとっては駄作だったのだ。「寝よ」 ザングースが溜息のようにか細く言った。 目の前に横たわるライチュウの、不快そうな表情に嫌気がさしたようだ。 嫌なぬめり気のあるその言葉を聞き、ライチュウは素早く決めた。 長い尻尾を、獲物に飛びつくアーボさながらに躍らせて、稲妻の形に似た先端を、 椅子から立ち上がりかけていたザングースの左肩に接触させる。 ザングースの動きが一瞬止まり、目だけが動いてライチュウを見据える。「何だ」「……おやすみ」 ザングースは呆気に取られた。「その言葉と、この尻尾にはどういう関係があるんだ?」と爪で稲妻をつまみあげる。 ライチュウはゆっくり溜息をついた。 それを見たザングースが、稲妻をつまむ爪に力を入れそうに思えたので、 ライチュウは爪からさっさと尻尾を引き離した。「いや、いいから。 おやすみ」「……ああ」 納得のいっていない顔をしていたが、ザングースはそのまま部屋から出て行ってしまった。 急な静けさが、ライチュウだけをくるむ。 やっぱり、あのまま電気を流し込んでおけば良かっただろうか? そうすれば、あの完成品は動かなくなり、また単身となれたのだが。 耳を澄ますと、ザングースの足の爪が床に触れ、かちっかちっと規則的に音を立てるのが聞こえた。 俺は甘いなあ。 あんな奴に愛情を感じている。 これが子を持つ親の気持ちなんだろうか。 ライチュウは、やりたくない事をしなかっただけだった。 そのうち、俺自身をこいつと同じ体に改造するのもいいかもしれない。 ライチュウは、ベッド型充電器に眠っているザングースを見て考えた。 ページの先頭へ戻る
https://w.atwiki.jp/mamarina/pages/24.html
以下は、http //mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1228237953/から引用 お前の母ちゃんマリナ・イスマイールwww 1 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 12 33 ID R0GEYUNq 超キメエwww 2 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 14 49 ID ??? もう…マジやめろよ 3 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 22 18 ID ??? かかってこいよ豚共www 4 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 22 51 ID ??? マリナがお母さんなんてうらやましい 6 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 24 39 ID ??? 29歳独身住所不定の女なんて願い下げです 8 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 25 56 ID ??? マリナみたいな美人が母親なんてうらやましい 9 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 26 41 ID ??? 三十路じゃん 11 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 27 24 ID ??? 無職でもマリナならいくらでも嫁の貰い手がある 12 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 28 10 ID ??? だからマリナを巻き込むな阿呆が 13 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 28 54 ID ??? マリナが一体何したって言うんだよ 15 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 30 34 ID ??? マリナがなんとなく優柔不断で気に入らない・・・というのは建て前で闘争が好きなだけだよwww 16 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 32 42 ID ??? つまり、お前のかあちゃんでべそ →でべそ=マリナ とでも言いたいんだろ お前、いっぺん氏んでみる? 18 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 34 41 ID ??? せっさんからしたら最高の褒め言葉だろスレタイ 19 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 35 30 ID ??? そもそもあんなに決断力と実行力が無いのによくもまあ王女になれたもんだ 22 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 37 43 ID ??? ママリナとか羨ましすぎるジャン… 24 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 39 20 ID ??? マリナ「ほら、耳掃除してあげるからこっちにいらっしゃい」 うらやましすぎる… 29 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 43 08 ID ??? マリナ「夕飯できたわよ、降りていらっしゃい」 うらやましすぎる… 32 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 46 13 ID ??? ニートで三十路で住所不定・・・ イラナイオ 33 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 46 25 ID ??? 俺が息子のソラン君です 41 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 50 40 ID ??? 以下マリナ母ちゃんに今夜の夕食をリクエスト 42 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 52 25 ID ??? キライなピーマンも マリナままがあーんしてくれたら食べるお 53 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 59 01 ID ??? 良スレの予感 55 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 02 59 45 ID ??? 刹那とマリナの母子萌えですねわかりました 56 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 03 00 35 ID ??? このスレは 母さんがマリナだったら うらやましすぎるだろ! に(ry 70 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 03 11 59 ID ??? マリナ「じゃあお友達のためにお母さんクッキーでも焼こうかしら」 刹那「ガンダムクッキーがいい」 マリナ「ふふふ…そうね、刹那の大好きなガンダムクッキー焼きましょうか」 やっぱ母子家庭? 88 :通常の名無しさんの3倍 2008/12/03(水) 03 29 11 ID ??? なんだこの神スレwww
https://w.atwiki.jp/mamarina/pages/20.html
この項目にはスレを楽しむための人物・用語解説を掲載します 必ずしも拘束力のあるものではないので、色々な新ネタ歓迎です 例えば、刹那の父親は「ソラン」であり、紛争根絶のためにどこか遠くで尽力しているという説あり、 マリナは刹那の父親について決して語ろうとせず、生死すらも謎に包まれたままという説ありで、様々な形で言及されています もちろん既存設定を生かしたネタも豊富です wiki内検索フォームを利用すれば、検索した用語が検索結果においてハイライトで表示されるので、 そちらから実際のレスを探していただいても雰囲気が掴みやすいと思います 人物 マリナ・イスマイール(ママリナ) 刹那・F・セイエイ シーリン・バフティヤール ニール・ディランディ(ロックオン) アリー・アル・サーシェス ミスター・ブシドー グラハム・エーカー 刹那の友人達 先生方 奥様方 スミルノフ家 マスード・ラフマディー(ラサー) 商店街のみなさんなど 用語 アーサー・グッドマン(良男)のコロッケ 抱っこの宿題 呑み処 いいすまいる 暫定記事置き場 呑み処 いいすまいる加筆
https://w.atwiki.jp/sumaburamousougame/pages/346.html
作る? 初版と最新版 初版:2014/12/23 (火) 09 39 59 最新版:2015/03/14 Sat 10 36 14 タイトル:ライチュウ ピカチュウ ピチュー 説明文 プププランドで楽しそうにしているピチューとピカチュウとライチュウ。 自分もその輪に入ろうと思ったけど、どうやら敵に間違われてるみたい。 ムカつくポケモンどもめ……。 こうなったらピチューとピカチュウをぶっ飛ばしてしまえ!! リード文 ライチュウがピカチュウとピチューを守る! ピカチュウとピチューがライチュウに守られる! 使用キャラクター(ストック) 自由(2) 敵キャラクター ライチュウ(無限) ピカチュウ(1) ピチュー(1) ステージ プププランド BGM プププランド(初代スマブラ) 成功・失敗 成功条件 ピカチュウとピチューを倒す。 失敗条件 自分のストックがなくなる。 報酬 その他の特徴 ライチュウはピカチュウとピチューを守る。 攻略法 DXにあった「ピカチュウ ピチュー」と似たイベント戦。 そちらのイベント戦では自分がややふっとびやすく、目標の敵が通常時よりふっとびにくかったが、こちらのイベント戦では全員のふっとびやすさがそのままなので、どっちかと言えばこちらの方が簡単。 関連 新イベント戦妄想 イベント戦リスト コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mahoroa/pages/1124.html
タイトル:ライチュウ ピカチュウ ピチュー 説明文 プププランドで楽しそうにしているピチューとピカチュウとライチュウ。 自分もその輪に入ろうと思ったけど、どうやら敵に間違われてるみたい。 ムカつくポケモンどもめ……。 こうなったらピチューとピカチュウをぶっ飛ばしてしまえ!! リード文 ライチュウがピカチュウとピチューを守る! ピカチュウとピチューがライチュウに守られる! 使用キャラクター(ストック) 自由(2) 敵キャラクター ライチュウ(無限) ピカチュウ(1) ピチュー(1) ステージ プププランド BGM プププランド(初代スマブラ) 成功・失敗 成功条件 ピカチュウとピチューを倒す。 失敗条件 自分のストックがなくなる。 報酬 その他の特徴 ライチュウはピカチュウとピチューを守る。 攻略法 DXにあった「ピカチュウ ピチュー」と似たイベント戦。 そちらのイベント戦では自分がややふっとびやすく、目標の敵が通常時よりふっとびにくかったが、こちらのイベント戦では全員のふっとびやすさがそのままなので、どっちかと言えばこちらの方が簡単。 関連 新イベント戦予想 イベント戦リスト ナンバー付きイベント戦リスト ナンバー付き二人用イベント戦リスト コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pkm-forme/pages/125.html
♂♀の姿比較 しっぽの形が違います。 色違いとの比較(♂) 進化の流れ 172:ピチュー 025:ピカチュウ(十分なついているピチューがレベルアップすると進化) 026:ライチュウ(ピカチュウに「かみなりのいし」を使うと進化) ← 戻る
https://w.atwiki.jp/poke-okiba/pages/125.html
データ 習得技 レベル タマゴ・その他 マシン データ ポケモン タイプ1 タイプ2 特性1 特性2 夢特性 HP 攻撃 防御 特功 特防 素早 合計 ピチュー でんき せいでんき ひらいしん 20 40 15 35 35 60 205 ピカチュウ でんき せいでんき ひらいしん 35 55 40 50 50 90 320 ライチュウ でんき せいでんき ひらいしん 60 90 55 90 80 110 485 ライチュウ(アローラ) でんき エスパー サーフテール 60 85 50 95 85 110 485 進化条件 ピチュー なかよし(なつき)→ピカチュウ かみなりのいし→ライチュウピカチュウ アローラ地方でかみなりのいし→ライチュウ(アローラ) 習得技 レベル レベル技 技名 習得レベル ピチュー ピカチュウ ライチュウ ライチュウA サイコキネシス - 進化時 かみなりパンチ - 進化時 - でんきショック Lv.1 しっぽをふる Lv.1 でんこうせっか - Lv.1 なきごえ - Lv.1 なかよくする Lv.4 Lv.1 でんじは - Lv.4 Lv.1 てんしのキッス Lv.8 Lv.1 かげぶんしん - Lv.8 Lv.1 ほっぺすりすり Lv.12 Lv.1 エレキボール - Lv.12 Lv.1 わるだくみ Lv.16 Lv.1 フェイント - Lv.16 Lv.1 あまえる Lv.20 Lv.1 スパーク - Lv.20 Lv.1 こうそくいどう - Lv.24 Lv.1 アイアンテール - Lv.28 Lv.1 ほうでん - Lv.32 Lv.1 10まんボルト - Lv.36 Lv.5 ひかりのかべ - Lv.40 Lv.1 かみなり - Lv.44 Lv.1 タマゴ・その他 技名 種類 じたばた タマゴ プレゼント タマゴ ねこだまし タマゴ じゅうでん タマゴ ねがいごと タマゴ くすぐる タマゴ チャームボイス タマゴ ボルテッカー 特殊タマゴ マシン マシン技 No. 技名 習得可否 ピチュー ピカチュウ ライチュウ ライチュウA 001 とっしん 〇 〇 〇 〇 002 あまえる 〇 〇 〇 〇 003 うそなき 〇 004 こうそくいどう 〇 〇 〇 007 まもる 〇 〇 〇 〇 018 どろぼう 〇 〇 〇 019 チャームボイス 〇 〇 〇 020 くさわけ 〇 〇 〇 〇 023 チャージビーム 〇 〇 〇 025 からげんき 〇 〇 〇 〇 032 スピードスター 〇 〇 〇 〇 037 ドレインキッス 〇 〇 〇 041 アシストパワー 〇 043 なげつける 〇 〇 〇 〇 047 こらえる 〇 〇 〇 〇 048 ボルトチェンジ 〇 〇 〇 〇 050 あまごい 〇 〇 〇 〇 054 サイコショック 〇 055 あなをほる 〇 〇 〇 058 かわらわり 〇 〇 〇 066 のしかかり 〇 〇 〇 〇 068 かみなりパンチ 〇 〇 〇 〇 070 ねごと 〇 〇 〇 〇 072 エレキボール 〇 〇 〇 〇 074 リフレクター 〇 〇 〇 〇 075 ひかりのかべ 〇 〇 〇 〇 081 くさむすび 〇 〇 〇 〇 082 でんじは 〇 〇 〇 〇 085 ねむる 〇 〇 〇 〇 096 かいでんぱ 〇 〇 〇 098 スキルスワップ 〇 103 みがわり 〇 〇 〇 〇 120 サイコキネシス 〇 122 アンコール 〇 〇 〇 〇 123 なみのり 〇 〇 〇 〇 126 10まんボルト 〇 〇 〇 〇 127 じゃれつく 〇 〇 〇 〇 129 めいそう 〇 130 てだすけ 〇 〇 〇 〇 134 きしかいせい 〇 〇 〇 〇 136 エレキフィールド 〇 〇 〇 〇 138 サイコフィールド 〇 140 わるだくみ 〇 〇 〇 〇 147 ワイルドボルト 〇 〇 〇 〇 152 ギガインパクト 〇 〇 158 きあいだま 〇 〇 163 はかいこうせん 〇 〇 166 かみなり 〇 〇 〇 〇 171 テラバースト 〇 〇 〇 〇
https://w.atwiki.jp/shinkita_lib/pages/134.html
_,..........,r ‐ -=、 ,..x ^ ´ i' ; ヽ ノ/ / ' ヾッ } 〉 / ヽ } { / V 〈 ゝ' __ ェ l i } .{ l l_ ヾ ノ=x.| | ハ V f' ;x=、 /f じ vM | ヘ V ヽVf じ ヽヽ'´ l リ | | ヘ ト、 r 弋 _ リ , `´⊂ ソ | ヘ | | ヘ rっ __ イ | | ヘ | | ゝ..._ ´ ィi | | ヘ _ | | (⌒ヽT=ニ´シi、 j |--―i ト、 | | ヘ - 、(ヽ|j.ィ |/ | ノ | ヽ | ; 」 ヘ )( V |/__ | // \ ! | l | ィ{ ノヽ ノi l | | | /'´ ヽ / ∧ヽ! 〈 l T'''''´ ノ | レ'| | l | / / ` | ヘ ヽ| | ノ´ | ! ノ 中東にある王国、アザディスタンの皇女。国が貧しくて困っているため、援助してくれる国を探し旅を続けている間に国そのものがなくなってしまった哀れな人。 実は音楽のキャリアがあることが判明。ミュージシャン及び音楽の先生として心機一転を図る。 主な出演作品 機動戦士ガンダム00 担当CV 恒松あゆみ
https://w.atwiki.jp/pokeomutuss/pages/100.html
――夏の夜は、昼より少し涼しい。 昼間はボールに入っていてもちょっと蒸し暑いのが分かるくらいだから、外は凄いんだろうな……。 「みんなっ、出てきてっ」 ボールから出ると、また見慣れない場所。 「ふー、涼しいー」 初めて来た街、初めて来たポケモンセンター。 来るたびに毎回緊張するけど、やっぱり涼しいのはいいなぁ。 ボクはピカチュウ。それからボクの他にも5匹。 まず一番年上のマリルリお姉さんは、トレーナーのご主人と同じ11歳。 生まれた時から一緒に暮らしてたらしいけれど、小さい頃のご主人って想像できない。 それからボクとチラーミィ、それからクチートはボクと同じ7歳。 旅の途中でご主人と出会ったのはボクが6匹目なんだけど、同じ年のポケモンだって分かった時、なんでかとっても安心した。 それからイーブイにフォッコ。2匹ともボク達より2つ下の5歳。 どっちもまだ、時々おねしょしちゃうことがあるみたいだけど、ボクだって5歳の頃……まだピチューの頃になら少ないけどしちゃったことあるし、 みんなも小さい頃はしてたよって、しちゃった日はみんなで慰めてる。 「私シャワー浴びてくるから、みんなちょっと待っててね?」 「はーい!」 ご主人がシャワーから戻った後、なにやらテーブルの上でゴソゴソと荷物をいじってた。 近付いて見上げてみる。なんだろう……石? 黄色くて透き通っててきれい……。 「さーてと、これをジョーイさんに……きゃっ!」 そう言って急に振り返ったご主人は、気付かずボクのしっぽを踏んで。 「…ーっ!」 ボクはボクで、痛くて思わず放電しちゃった。その時、ご主人が手に持っていたあの石が、ボクの頭に降ってきて。 眩しい光に包まれたと思ったら……なぜかボクは、背が高くなってた。 体の感じもなんか違う。手の色も、脚も、今までと全然違う。 「ご、ご主人。ボクどうなって……あっ」 ご主人はボクの電気を浴びて気絶してた。聞くどころじゃないや……。 慌ててみんなを呼んで、ご主人をベッドに運んだ。 「うーん……。はっ! ここは?」 目が覚めたみたい。色々説明してから、改めてご主人にボクの体のことを聞こうと思ったけど。 ボクを見た途端、なんかこう……あちゃー、って顔をされて。 「ピカチュウ、ごめん……進化させちゃった……」 え? ボクまだ進化できたの? ご主人によると、ボクはかみなりの石……さっき見た綺麗な石を触ると進化するみたい。 どうりで森にいた仲間は進化しなかったわけだ……。 あの石はお店で買ったお土産で、友達に贈る予定だったらしくて。 ご主人はボクのしっぽを踏んだこととか、たくさん謝ったけど。ボクは別に気にしないよって伝えた。 むしろご主人の具合の方が心配……。 「あはは……心配しなくても大丈夫。ありがとう、ライチュウ」 「えっ?」 「あー……ピカチュウの進化した後の名前っ。図鑑でなら見たことあったから、つい……」 「そっかぁ」 ピチューの頃もあった名前変わり。懐かしい感じがする。 (ふるるっ) 「んっ……」 「ライチュウ、どうしたの?」 「えっと、おしっこ……」 「あ、トイレは……こっちだねっ」 「ありがと、ご主人っ」 前の街と違うポケモンセンターだったから、みんなを連れて色んな所を案内してくれた。 それと、しばらくはまたこの街でお泊りなんだって。 夕ご飯を食べて、みんなで寝る前。 「さーて、今夜はみんなどこで寝る?」 ポケモンセンターの部屋には、ボク達ポケモンの分もなのか、ベッドがたくさんある。 「きょうもごしゅじんといっしょがいいー!」 「あたしもーっ!」 そう言い出したのはイーブイとフォッコ。まだちっちゃいし、甘えんぼだ。 といっても、ボクやチラーミィ、クチートだって、ご主人と一緒に寝たい時もあるけど……。 マリルリお姉さんだって、たまにご主人に甘えちゃう事あるんだもん。仕方ないよね。 「もー、みんながいいならそれで……。あ、そうだ……ライチュウは今日は私と寝なくて平気?」 ご主人がボクの方を見た途端、急にボクを呼んでびっくりした。 「えっと……」 突然進化したばっかりで、今夜はなんだか不安な気持ちだった。 顔色悪かったりしたのかな……ご主人には色々分かっちゃうみたい。 「寝たい……かも」 「よし、それじゃあ今夜はライチュウと私ねっ」 「えー、ずるいー!」 「ライチュウ進化したばっかりで不安そうだから、今夜は、ね?」 「むぅぅ、はーい……」 イーブイとフォッコ、2匹は渋々受け入れる。 「それより、2匹ともおしっこ済ませた?」 「うん」 「してきたー」 ボクも含めて、みんな寝る前のおしっこはしてきたみたい。 クチートやチラーミィもこくこくと頷いて。 「それじゃあいつものおむつね、マリルリも手伝ってくれる?」 「うん、任せといてっ」 イーブイとフォッコは、まだ念の為におむつをして寝ている。 最近おねしょはしてなかったし、そろそろおむつもしなくなるかな。 ご主人とマリルリお姉さんが手際よくおむつを穿かせると、みんなベッドに潜る。 今夜はご主人とボク、クチートとイーブイ、チラーミィとフォッコがマリルリお姉さんと寝ることになった。 「おやすみ、ライチュウ……」 「ご主人も、おやすみ……」 ――明け方。 「……ライチュウ、ライチュウ」 日が昇りかけの頃、ボクは誰かに小さな声をかけられながら揺り起こされた。 その声は……。 「ご主人……?」 そうだ、昨日一緒に寝て。 そこで違和感に気が付いた。お尻から背中までが冷たい。びちゃびちゃに濡れてる。 おしっこのツンとするにおい。久しぶりの感触……。 慌てて起き上がってみれば、ボクを中心にシーツに大きなシミ。 それだけじゃない。大きすぎて、ご主人のパジャマまで……。 ……ボク、おねしょしちゃった……。もうお兄さんなのに。進化もしたのに……。 「うぅ、うえぇ……」 泣きそうになったところで、ボクの口にご主人の手。 「しーっ。まだみんな起きてないから、一緒にシャワー浴びよ?」 涙をこらえて、ボクは頷く。 濡れたシーツは、ご主人がジョーイさんに頼んで、皆にバレないように片付けてもらうよう頼んだ。 それから、ボクはご主人と一緒にシャワールームへ。 「ライチュウ、久々に……というか、私にゲットされてからは初めてだっけ? やっちゃったねぇ」 ご主人はそう言いながら、ボクの頭を撫でる。 「う、うん……。あの、ごめんなさい……パジャマとか、ベッドとか……」 「いいのいいのっ。それに、おねしょくらい大きくなっても毎朝したりする子とか、結構いるんだよ?」 「ホント……?」 「うんっ。だから今朝のことは気にしないでっ」 ご主人、優しいなぁ……。ボクはその優しさが嬉しくて、シャワーの中で少し泣いちゃった。 見られてない、よね? 皆の所に戻ると、丁度マリルリお姉さんと鉢合わせた。 シーツは片付けてもらったはずだから、おねしょの事分かんないと思うけど、なんだかドキドキする。 「あ、ご主人にライチュウ。2人してシャワー?」 「うん。進化したばっかりだったし、朝からライチュウ不安そうで。私も気分サッパリしたかったから」 「そっかぁ」 ご主人、ごまかすの上手だなぁ。ボクだったら慌てて、何か隠してるってすぐバレちゃうもん。 「そうだご主人、そろそろ皆を起こす時間じゃない?」 「忘れてたっ! 私は朝ご飯の準備するから、マリルリとライチュウは皆を起こしてきてくれる?」 「「うんっ!」」 ボクはクチートとイーブイを、マリルリお姉さんはチラーミィとフォッコを起こしに行った。 ボクは起こす前に、気になって静かに掛け布団をめくる。 イーブイの穿いているおむつは真っ白でふかふか。今日もおねしょはしてない。 ……また、恥ずかしくて泣きそうになっちゃうのをがまんする。 後でマリルリお姉さんが脱がせてたフォッコのおむつも見たけど、やっぱりサラサラだった。 「みんなー、朝ご飯の用意できたよー」 ご主人が共同スペースから呼んでる。 「わーい、ごはんー!」 イーブイは真っ先に声の元へ。 その時、背中がぞわぞわっとした。 「えへへ、ボク達もいこうか?」 チラーミィがしっぽで背中をくすぐって、誘ってくれたみたい。 もう……いつも普通に誘ってくれればいいのに。 (ふるるっ……) くすぐられたせいかな、ちょっとおしっこしたくなった。 でも、ボクもおなか空いたし、イーブイにボクの分食べられる前に行かなくちゃ。 みんな揃ったところで、朝ご飯を食べる。 けど、イーブイはもう食べ始めてて、ボク達よりずっと早く食べ終わった。 「ごちそーさまっ、おかわりあるー?」 「イーブイったら、食べ過ぎだしだーめっ」 ご主人にそう言われて、イーブイはふてくされる。 まぁ、撫でられてすぐにご機嫌になっちゃうあたり、かわいいんだけどね。 それからいつも通り、イーブイがボク達の周りを物欲しそうに見ながらくるくる回る。 みんな食べられないように気を付けるから、だいたい横取りされたりしないんだけど。 今のボクは、ちょっと大丈夫じゃないかも。 (もそもそ……) さっきは少ししかしたくなかったおしっこが、急にものすごくしたくなってきてる。 そんなに時間は経ってないのに。 いつもなら、食べ終わってもまだ平気なくらいなのに……。 今おトイレ行ったら、イーブイに食べられちゃうかも。そう思うと、トイレに行きたいって言い出せない。 おまたを押さえたらはずかしいし、押さえずに頑張って食べる。 けどそうすると、がまんに集中して中々食べ進められない。 「ライチュウ、具合悪いの? いつもより食べるの遅いけど……」 クチートがそう聞いてきた。バレてはいないみたいだけど、やっぱりヘンだよね……。 「ううん、平気……」 そう言いかけた時。 「いっただきっ!」 「わあっ!?」 ボクの後ろから素早く何かが顔を出しす。 クチートの方を向いて喋ってたからびっくりしたけど、よく見るとイーブイだ。 ホッとした途端、ボクの身体がぶるるっと震えた。 (じゅっ……じゅうぅ……) 「あ、あぁ……っ!」 ……しまった。気を緩めちゃって、出始めちゃって。 もう、がまんが……。 (じゅあぁぁーーっっ……) 「……あーっ! ライチュウ兄ちゃん、おもらししたーっ」 「えっ、ちょっ、ライチュウ!?」 イーブイにもご主人達も、他にお食事してたトレーナーさんとポケモンみんなも、びっくりした表情でボクを見つめてる……。 「うっ……うわあぁぁぁん!!」 ――おもらししちゃってからの事は、恥ずかしくてずっと泣いてたせいか、あまり覚えてない。 その場にいた知らないポケモンやトレーナーさん達が優しくしてくれたような、 ご主人にシャワーに連れて行ってくれて、たくさん泣いてる所を慰めてくれたような。 「ライチュウ、気分は落ち着いた?」 ご主人が優しい声で、ボクの顔を覗き込んで。 「うん……」 まだ、胸がざわざわするけど……普通に喋れる位にはなれた。 いつの間にかみんなが周りにいる。 けど、なんだかよそよそしいというか、関わり辛そうにしてて……そんなことされると思い出しちゃいそうで、そわそわする……。 「えっと、ライチュウ。ホントにごめんね……」 「なんで……?」 どうして謝るんだろう。おもらしもおねしょも、ボクのせいなのに……。 「あのね、さっき調べて分かったんだけど……早過ぎる進化をすると、体や気持ちが追い付かなくて、おもらししちゃうことが多いみたいなの……。 ライチュウも進化して急にだったし、多分そうなんだと思う」 「……そっか、それで……」 でも、理由があるなら。仕方ないことなら、ボクだってちょっとは安心できる。 恥ずかしいのは、変わんないけれど。 「あと、恥ずかしいかもしれないけれど……」 ご主人が取り出してきたのは、ポケモン用のおむつ。 言いたいことは伝わったし、ボクだって穿いた方がいいかなって思ってた。 また間に合わなくて、床を濡らしちゃいけないもんね……。 ボクは黙って頷く。 「ごめんね……あと、これ……」 そう言って見せてきたのは、ボクがちょうど着られそうな、水色のパジャマ。 「これならおむつ、隠せるかなって」 そこまで考えてくれてたんだ……。 「ありがとう、ご主人」 それからご主人と2人きり、シャワールーム前の脱衣所に入って、ボクはおむつを穿いた。 普段何か着たりしないから変な感じだけど、おまたのふわふわした感触は、そんなに嫌じゃない。 「それとね……しばらくはおトイレに行かずに、がまんの訓練をした方がいいみたいなの」 「訓練?」 「そう。ライチュウももう、おもらししたくないと思うけど…… しちゃうまでがまんするのを繰り返せば、治るのが早くなるって、ジョーイさんが言ってた」 「それなら……がんばる」 「いろいろとごめんね、ライチュウ……」 そう言って、ボクを抱きしめて、頭を撫でてくれるご主人。 悲しそうな顔をして、そこまで謝られると、ボクも心苦しい。 「そんなに謝らないで? 恥ずかしいのはあるけど……みんな優しいし、大丈夫っ」 「ライチュウ……ありがとう。……さ、これ着て戻ろっかっ」 一際強く抱きしめられてから、スッと立ち上がるご主人。 パジャマを着せてもらって、ボク達はみんなの待つ部屋へ戻る。 ……気付いてないふりをしたけど、ボクの背中は、ほんの少しだけ濡れてた。 ――今日、ボクは8回もおもらしをした。 やっぱりピカチュウの頃と比べておしっこは近いし、全然がまんができない。 それに、ご主人にお着替え手伝ってもらってばっかりで、申し訳なくなった。 ちゃんと、治るのかな……。 そんな不安の中、寝る前の準備をしていると。 「落ち込んでる……?」 今日一緒に寝ることになった、マリルリお姉さんがそう声をかけてくれる。 お姉さんだからなのか、それとも誰が見てもバレバレだったのか、分かんないけれど。 ボクは小さく頷いた。 「まあ、そうだよね……」 マリルリお姉さんはそうつぶやきながら、袋からボクのおむつを取り出す。 おむつにあるしっぽを通す穴にとテープがあって、まだボク1匹じゃ穿いたり脱いだりは難しいから、 ご主人かお姉さんに手伝ってもらってる。 ボクは言われた通りに脚を上げ、いつもイーブイやフォッコに穿かせているように、お姉さんは手際よくボクの足におむつを通してゆく。 「さて、これでよしっ。……そうだっ」 「どうしたの?」 「私もおむつ穿いていい?」 「えっ!?」 突然の提案に思わず声を上げた。 「なんで、そんなこと……?」 「言われると思ったっ。ライチュウ、1人でおむつして寝るの恥ずかしいだろうなーって思って。 私も一緒に穿けば少しはマシじゃない?」 確かに、一緒に穿いてくれたら少し安心できるかもしれない。 けれど……。 「……いいの?」 「もちろんっ」 そう言うと、マリルリお姉さんは早速おむつを穿く。スルっとおむつに足を通して、しっぽの上にあるテープも止める。 その姿を見て、ボクはどこか違和感を覚えた。 でもそれが何なのか、はっきりと分からなかった。 おむつ姿で一緒のベッドに潜り、お互いおやすみを言って、目を瞑る。 おねしょしませんように。そんなことを、密かに祈りながら。 ――おまたをいじられている感覚。 そしておまたの温かさをしばらく感じてから、ボクは飛び起きた。 まだ夜中。部屋は真っ暗だ。 「……!」 (しゅいぃぃーー……っ) 意識がハッキリとしてきて、ようやく気付く。おねしょをしたというより、おねしょの真っ最中だった。 そして……ボクのおまたには、マリルリお姉さんの手が当てられている。 お姉さんのそばで……それも手を当てられながら、ボクはおもらしをしていた。 その事実で、ボクの頭は真っ白になって。恥ずかしさのあまり思わず顔を覆い、涙が溢れてきてしまう。 「あ……ご、ごめんっ」 お姉さんはおむつから手を放して謝った。代わりにボクの頭を撫でる。 確かに、おまたに手を当てられてたのは恥ずかしかったけど、同時に何か別の……悪い感じじゃない、ドキドキする感じもあった。 前にイーブイやフォッコがおもらししちゃったのを見た時のような、不思議な感じ。 どっちにしても、ボクは恥ずかしくて泣いちゃってただろうし、起こそうとしてくれたなら、謝らなくてもいいのにと思った。 「いいの……だい、じょうぶ……ぐすっ」 昨日より早く、気持ちが落ち着くのが分かる。 ボクは涙を拭いて、呼吸を整える。 部屋の暗さにも慣れてきて、段々マリルリお姉さんの姿も見えるようになった。 「よかった……さ、ライチュウ。お着替えしようかっ」 そう言って、お姉さんはボクの手を引きながら、脱衣所へ向かう。 みんなが起きないように、そーっと。そして着替えをしながら、こんなことを聞いてきた。 「……ねぇ、私がおむつ外れたのって、いつ頃だと思う?」 急な質問に戸惑った。 いつもしっかりしてるお姉さんのイメージで、ボクは何となく答える。 「んー……3歳……?」 「ふふっ、はずれ」 そう答えてから、ボクの耳元でこう囁いた。 「9歳……」 「ええっ!?」 余りに想像とかけ離れた答えに、どうしても声を上げてしまった。 今は夜中、まだみんな眠っているのも、おむつを替えているのも忘れるほどびっくりした。 一気に顔を赤くしたマリルリお姉さんは、ボクの口を手で覆い。 「しーっ……! これ言うの、すっごく恥ずかしいんだから……」 ボクは声を出さず、何度も頷く。 ようやくお姉さんもボクの口を覆っていた手を離した。 「んもう……」 「その、びっくりしちゃって……つい」 「……まぁ、驚くのはわかるけどね」 「えっと、ホントなの……?」 「……ホント。私、マリルの頃からおねしょは毎朝してたし、おもらしだって昼間おむつするくらいにはしてたの。 9歳になって進化しても、夜だけは治り切ってなくて……その年の夏頃まで夜おむつだったかな」 「そ、そうなんだ……」 今のお姉さんからは想像もできない事を聞いて、ボクはなぜかドキドキが止まらなかった。 さっき、おむつを触られてた時に感じたのと似てる、変な感覚。 「あ、この話、みんなにはナイショだよっ?」 「うん。……けど、なんでこんなこと……?」 「ライチュウ、すっかり落ち込んでたし。私みたいな子もいるんだよって、励ましたくなっちゃって」 そっか……この変な感覚に気を取られてたけど、確かにほっとした。 自分だけじゃない、って思ったら。 「ありがとう、マリルリお姉さん……」 「どういたしましてっ。ほら、おむつも替えたし、寝直そう? あ、ちょっとトイレ行ってくるね」 お姉さんがトイレから戻ってきた後、ボク達は寝室に向かい、再び薄い掛け布団の中にくるまった。 「ね、あまえてもいい……?」 ボクは思わずそう言ってしまうけれど。 「うん。いいよ」 優しい声でそう返事をしたマリルリお姉さんは、ボクを抱きしめてくれた。 お姉さんのひんやりとした体に触れていたら、どんどん眠くなって……。 ――ライチュウはあっという間に眠ってしまった。 私にくっついて、すぅすぅと可愛らしい寝息を立てて。 体は私と同じくらい大きくなったけど、弟みたいな感じは今まで通り……いや、おもらし癖のせいか、むしろもっと幼く感じられる。 夜中に目が覚めて、ふと気になってライチュウのおむつをこっそり触ったら、まさかおねしょ中だったなんて。 もう、気持ちが抑えられなくて。思わずおむつの上から、ライチュウのおまたをいじっちゃって。 そのせいで起きたのに気付いても、手が離せないくらい夢中になってた。 ……こんな変なこと、しちゃいけないのに……。 まだライチュウには分からないと思うけど、こういうことに興味が出てきたら、いつか一緒におむつのままおもらしして、気持ちよくなりたい。 でも、そうなる頃にはおもらしも治っちゃってるよね。それにこんな変態なこと、きっとしたがらない。 期待しちゃダメだと思いながら、私も瞼を閉じて、考え事を止めて。 ライチュウのふわふわと温かい体を抱きしめて、私も眠りに就いた。 おやすみ、ライチュウ。
https://w.atwiki.jp/yaruisefan/pages/16.html
{ { // /へ / // /i l‐、`ヽ-ヽ ゝ`′ / / i ハ / / i i l l lへi ヽ i / i‐〉 !∨--| l ノi l l | { _i / 下‐込下、 ヘi i /-/ / l l i /'i i i`、廴リ /./下ミx i / , / / トr| i/ i / i 廴リ / / // /. ヾ| i i / ムィ ' ´. / | l l __ / i /. | l l ´_ ` / i /. | l l` 、 / i i. / | l l ` _ / | i i / | l ト 、 _ __ i´ | l l./.. | l l` ‐-|| || | | l l _/| l l `|| || l、 | l l ̄ ̄ ̄ ||. | l l\_.|| ||_/` 、.|__l l ||. | l l―‐‐7||||- '´.|| l l 、――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 能力値 AGE:31 L6 HP 25 MP 15 力 3 ・・・・・・攻撃力 魔 12 ・・・・・・魔法系攻撃力 速 6 ・・・・・・命中率及び回避 運 3 ・・・・・・アイテムの発見率等のランダム要素 体 7 ・・・・・・物理魔法系防御力 【装備】 装備部位 装備名 説明 頭 紅玉の髪飾り 火竜の紅玉をつけた髪飾り、高い魔力が持ち主を守る 右 ドラグーンロッド 数々の竜素材を用いて作られた杖、火炎魔法使用時通常の二倍与える 左 全身 ドラゴンローブ 魔力を帯びた特製の布に竜の血をしみこませたもの、高い防御力と自然回復力を持つ戦闘終了後ならHPが回復していく 装 竜の吐息 竜の魔力が装備者に宿る。魔法使用時使用MP二分の一 【所有スキル】 スキル名 スキルレベル 説明 【鍛冶】 Lv2 素人よりは上手 【魔法基礎】 Lv5 魔法の断片をつかみかけている 【歌】 Lv6 その歌声は世界を魅了する 【演奏】 Lv3 その音色は心を揺さぶる 【調理】 Lv2 お母さんなみ 【技】 技名 説明 習得状況 ヒール 一番初歩的な回復魔法 ファイア 一番初歩的な炎魔法 ウォータ 一番初歩的な水魔法 サンダー 一番初歩的な雷魔法 ウィンド 一番初歩的な風魔法 アース 一番初歩的な土魔法 パニックソング 混乱を引き起こす魔歌 ホーリーソング アンデットを天へ送るレクイエム スリープソング 眠気を誘う魔歌 戦いのドラム 攻撃力を上げる演奏